陰茎湾曲症とは、勃起時にペニスが上下左右いろいろな方向に曲がっている症状です。ペニスの大部分は、海綿体と呼ばれる血管によって構成されています。この海綿体の大きさのアンバランスさが原因で、ペニスの屈曲が起こります。海綿体の大きさがアンバランスになるのは、思春期にうまく成長しなかったことによるものです。マスターベーションのやり方は関係ありません。治療が必要なのは、陰茎湾曲症によって性行為で障害がある場合、または性行為で障害が出る可能性がある場合です。具体的には挿入困難や、挿入できても抜けやすいなどが起こります。これらの障害は勃起時に12度以上の曲がりがある場合に多いといわれています。陰茎湾曲症を治療するためには病院で手術することが必要です。
陰茎湾曲症の手術をすることで、性行為での障害が改善される可能性は非常に高いです。性行障害が病院で治療されてなくなり、問題なくセックスができるようになることで、コンプレックスが解消されて自信を持てるようになったり、パートナーとの関係がよくなったりします。陰茎湾曲症の手術を受けるのは恥ずかしいし、不安も大きいと思いますが、手術をすればほぼ確実に改善するのがメリットです。性交経験をしてから障害を感じる場合に手術を決めてもよいですが、性交経験をする前であっても明らかに曲がりがひどく、それによって自信を持って交際できないでいる場合などに手術を決心するのもいいでしょう。